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売買タイミングがつかめる!分かりやすい仮想通貨のチャートの見方

価格変動が激しいこともある仮想通貨ですが、このような荒波を乗りこなすにはどうしたらよいのでしょうか。 売買タイミングをつかむための代表的なツールがチャートです。 この記事では、仮想通貨の投資を行ううえで必ず覚えておきたいチャートの基本について解説します。

目次

チャートとは?仮想通貨でも使えるの?

チャートとは
チャートはニュースより早い
仮想通貨でもチャートは使える?

チャートの基本はローソク足から

陽線・陰線
ヒゲ
ローソク足の組み合わせ

時間足、日足、週足、月足について

種類
どうやって使い分けをするのか

出来高を見れば大衆の注目度が分かる

出来高は「活気」を表す
安値圏で出来高増は「底」のサイン、高値圏で出来高増は「天井」のサイン

ダウ理論とマルチタイムフレーム分析の重要性

平均はすべての事象を織り込んでいる
トレンドには3種類ある
主要トレンドは3段階からなる
注意点
マルチタイムフレーム分析とは

移動平均線

移動平均線の種類
移動平均線の目的
移動平均線の組み合わせ

チャートを読むと売買タイミングが見えてくる!

チャートとは?仮想通貨でも使えるの?

投資に関わる人ならば、一度はチャートを見たことがあるでしょう。

チャートとは一体何を表したもので、仮想通貨でも役に立つものなのでしょうか。

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チャートとは

仮想通貨・FX・株式投資などで用いるチャートとは、相場の動向をグラフで表したもののことです。

横軸が時間、縦軸が価格となっています。

投資家はチャートを見ることによって、ある期間における価格の推移を知ることが可能です。

たとえば、ある仮想通貨の価格が右肩上がりになっていれば、堅調に仮想通貨の価値が上昇していることが分かります。

逆に、価格がナイアガラの滝のように下がっていれば、非常に悲観的な状態で加速度的に売りが出ていることが分かるでしょう。

おおまかにチャートを見るだけでも、このようなことが分かりますが、より深くチャートを読み解いていく方法をテクニカル分析といいます。

価格と時間のみでもテクニカル分析は可能です。

しかし、一般的には、価格と時間を加工したテクニカル分析ツールを補助的に使います。

たとえば、移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表、MACDなどがよく使われるテクニカル分析ツールです。

 

チャートはニュースより早い

チャートには、現在の価格が即座に反映されます。

したがって、一般投資家にとってはチャートが最も早い情報ツールです。

もし、投資している仮想通貨の価格が下がったかニュースで確認していたら、気づいたころには大損害を受けているでしょう。

あるいは、逆に上昇していることもあるはずです。

そのため、一般投資家が最も信頼できるツールはチャートといえるでしょう。

 

仮想通貨でもチャートは使える?

チャートの知識は仮想通貨の投資においても使えます。

なぜなら、仮想通貨の投資における売買は、FXや株式などと同じく人間が取引をしているからです。

確かに、大きな事件などが発生して価格が乱高下していれば、チャートを分析しても無意味でしょう。

それでも「ランダムな値動きをしているから、現在は投資すべきタイミングでない」ということは分かります。

仮想通貨は、まだ歴史の浅い投資対象です。

そのため、ダイヤの原石を探すようなことが仮想通貨の投資であると考えている人もいます。しかし、仮想通貨はボラティリティ(価格の変動幅)が高いことに加え、ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)を判断する指標は多くありません。

したがって、少なくともチャートの基本的な知識を持っていなければ、投資リスクが高まるといえます。

チャートの基本はローソク足から

チャート読解の第一歩はローソク足からです。

ローソク足は江戸時代の米商人、本間宗久(ほんま そうきゅう)によって発案されました。

価格の動きが視覚的に分かるため、バーチャートが主流のアメリカなどにおいても愛用する人が増えています。

ローソク足1本1本の意味を理解できれば、チャートの基本が理解できるようになるでしょう。

陽線・陰線

ローソク足とは、ある期間の値動きをろうそく状の形状で表したものです。

たとえば、9:00~10:00までの期間で区切り、9:00からのはじめての取引成立価格を始値(はじめね)、10:00になったときの価格を終値(おわりね)として記録します。

始値より終値の価格が高ければ、その間に価格が上下したにせよ、一直線に上げたにせよ、最終的に価格が上昇したということなので「陽線」です。

逆に、始値より終値が低ければ「陰線」となります。

なお、始値と終値が同じ場合は「十字」などと呼ばれるのが一般的です。

 

ヒゲ

ローソク足は実体とヒゲでできています。

たとえば、始値が100円で、その後価格が下落して90円となり、そこから切り返して終値が110円だったとしましょう。

この場合、実体が100~110円、90~100円がヒゲです。

上の例では、ヒゲがなくてもある期間の価格が90~110円であることは分かります。

しかし、ヒゲがあることで、いったん価格が下落したものの切り返したということも知ることが可能です。

つまり、ローソク足1本で、その期間内の動きを想像することができます。

バーチャートもヒゲにあたる部分が分かりますが、視覚的に見にくいのがデメリットです。

そのため、日本人投資家の多くはローソク足を使います。もちろん、すべての値動きは記録できません。

しかし、詳細な値動きが見たいなら短い時間軸のローソク足を見ればいいのです。

 

ローソク足の組み合わせ

ローソク足を1本ずつ見ることによって多くの情報を得ることができますが、ローソク足を組み合わせるとさらに多くのことが分かります。

この組み合わせについては、ローソク足の考案者である本間宗久が記した酒田五法(さかたごほう)などが有名です。

この本には多くのパターンが書いているので、理解にはある程度時間がかかるでしょう。

たとえば、高値圏において大陽線(実体が大きい陽線)が出た後に、大陽線の高値を超えられない小さな陽線が出た場合は「行き詰まり線」と呼ばれます。

これは、大陽線で勢いよく価格が上昇したにもかかわらず、次の足では高値を更新できなかったという状態です。

ひとつ前の大陽線があるので、積極的に売りたいと考える人はいませんが、積極的に買いたい人は少なくなったなどと考えられます。

「行き詰まり線」が出た場合には、いったん調整に転ずるか、もしくは天井からの下落を予想することが可能です。

時間足、日足、週足、月足について

ローソク足は区切る期間によって種類があります。

どの種類が自分の投資スタイルにあっているかも確認してください。

種類

主な種類は、月ごとに表す月足(つきあし)、週ごとに表す週足(しゅうあし)、1日ごとに表す日足(ひあし)です。

また、より短期のトレーダーは、時間ごとに表す時間足(じかんあし)、分ごとに表す分足(ふんあし)をよく使います。

時間足は、1時間足や4時間足などのことです。

分足では、15分足、5分足、1分足などがよく使われます。

取引ツールによっては、2時間足や8時間足、3分足や10分足のように自由に期間を設定できるものもあるので、取引ツールを確認してみてください。

好みの期間設定でかまいませんが、多くの人が見ている設定を選ぶ方が機能しやすいといえるでしょう。

 

どうやって使い分けをするのか

月足と週足は数カ月から数年保有する長期投資を行うために使います。

また、数日から数カ月保有する中期投資を行う場合の相場背景の認識にも利用できるでしょう。

日足や時間足は、中期投資やデイトレードなどに使います。

また、短期のデイトレードなどの相場背景の認識にも利用可能です。

分足は比較的保有時間の短いデイトレードやスキャルピングなどに使います。

つまり、自分の投資スタイルによって、どの種類を選ぶのか選択することが重要です。

出来高を見れば大衆の注目度が分かる

出来高は、その仮想通貨の取引された量を表します。チャートの下の方に棒グラフで表示するのが一般的です。

出来高は「活気」を表す

出来高が多いということは取引量が多いということです。

つまり、多くの参加者が活発に取引を行っている状況です。

人気がある仮想通貨ともいえるでしょう。

逆に、出来高が少ないということは誰からも注目を集めておらず、参加者が少ない仮想通貨であることが分かります。

しかし、出来高が多いからといって価格が上がるわけではありませんし、出来高が少ないからといって価格が下がるわけでもありません。

出来高はチャートと組み合わせて分析することが重要です。

 

安値圏で出来高増は「底」のサイン、高値圏で出来高増は「天井」のサイン

チャートを見れば、ある期間内において価格が上下に波打っていることが分かります。

もし、安値圏で出来高が増えたなら「底」のサインであり、価格が上昇に転ずる可能性が高いでしょう。

逆に、高値圏で出来高が増えたなら「天井」のサインであり、価格が下落に転ずる可能性が高くなります。

このような現象が発生するのはどのようなときでしょうか。

まず、大口投資家が積極的に買う理由、売る理由があるときです。

何らかの理由で、価格が本来の水準より高すぎる・安すぎると考えると一気に大口の注文を出してくるケースがあります。

それを見て一般投資家も追随するのでこうした動きになるのです。

もうひとつは、何らかの原因であまりにも相場が一方向に動き、過熱感が生じたときに発生します。

この状態では、新聞やニュースで活況を知った一般投資家が盲目的にトレンド方向に投資しますし、逆に、含み損を抱えた人が恐怖にかられて慌てて返済注文を出します。

これらの行動が合わさって出来高の急増を引き起こします。

ローソク足だけ見ているとこれらの動きが分からないことがありますが、出来高を見ていれば「底」や「天井」のサインに気づきやすくなるでしょう。

ダウ理論とマルチタイムフレーム分析の重要性

テクニカル分析の基本はダウ理論です。ダウ理論は、19世紀アメリカの証券アナリスト、チャールズ・ダウが提唱した理論です。

100年以上の時の試練に耐えた理論なので信頼性が高く、テクニカル分析を行う際に最も基礎となる理論とされています。

どのような理論なのか解説していきます。

平均はすべての事象を織り込んでいる

ダウ理論の前提となっているのが「平均はすべての事象を織り込んでいる」とする考え方です。

「平均」のところは「チャート」と言い換えた方が理解しやすいかもしれません。チャートには、経済状況や投資家の心理、事件や災害など需給に関するあらゆる事象が織り込まれているとする考えです。

 

トレンドには3種類ある

トレンドには、1~数年の「主要トレンド」、3週間~3カ月の「2次トレンド」、3週間未満のサイクルの「小トレンド」があるという考えです。

各トレンドは入れ子状の関係になっており、主要トレンドは複数の2次トレンドから構成され、2次トレンドは複数の小トレンドで構成されます。

 

主要トレンドは3段階からなる

トレンドには「先行期」「追随期」「利食い期」が繰り返されているという理論です。

たとえば、ビットコインの価値にいち早く気づいた人達が買った時期を先行期とすると、それを知った人達や、上昇トレンド入りを確認した投資家たちが買ってくるのが追随期と呼ばれます。

このころには新聞やメディアで活況が報道されるので、誰もかれもが購入するようになりますが、同時に先行期で仕込んだ投資家や追随期に買った投資家が利食いをはじめているのが「利食い期」です。

利食いの動きを察知した機敏な人や、価格水準が高すぎると考える賢明な人が今度は売り始めるので、やがて下落トレンドの「先行期」に移ります。この動きが主要トレンド・2次トレンド・小トレンドのそれぞれに発生しているのが相場です。

 

注意点

平均は相互に確認されなければならない

複数の分析ツールがある場合に、その両方に同じシグナルが見えない場合、トレンドとは認められないという考えです。

 

トレンドは出来高でも確認されなければならない

出来高をともなってトレンド発生のシグナルが出た場合、信頼性が高いとする考えです。

 

トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する

上昇トレンドの場合は高値・安値を切り上げている状態、下落トレンドの場合、安値・高値を切り下げている状態と定義します。

つまり、現在上昇トレンドの場合、下落トレンドの条件を満たさないかぎり明確な転換シグナルが発生していないので、上昇継続とみなすという考えです。

なお、上昇トレンドと下落トレンドの間にレンジ(もみあい)という状態を入れる考え方もあります。

 

マルチタイムフレーム分析とは

マルチタイムフレーム分析とは、ダウ理論の主要トレンド・2次トレンド・小トレンドのように、長期、中期、短期の異なる時間軸のチャートを見て分析する手法です。

どのようなメリットがあるのでしょうか。

メリット

マルチタイムフレームでは、通常、中期をメインのチャートとして使用します。

長期は相場環境の認識として使用し、短期は細かく売買タイミングをとるのに使います。

こうすることで、長期のトレンド方向を考慮して、メインチャートである中期チャートで売買ポイントを決めるなどが可能です。

また、長期のトレンドに逆らって売買する場合でも、どれぐらい上昇あるいは下落の余地があるのか認識したうえで売買を行えます。

いわば、現在の立ち位置を知ることのできる鳥瞰図(長期)と細かくタイミングをはかるための虫眼鏡(短期)を持った状態で売買を行えるため、単一のチャートで売買を行うよりも精度を高められます。

移動平均線

移動平均線は、最もポピュラーなテクニカル分析ツールです。

どのようなメリットがあるのでしょうか。

移動平均線の種類

移動平均線にはいくつか種類があります。

5日移動平均線・25日移動平均線・75日移動平均線や13週移動平均線・26週移動平均線などです。

時間足、分足でも同じように移動平均線があります。

 

移動平均線の目的

移動平均線の目的は、価格の変動をなめらかにすることと、ノイズを取り除くことです。

これにより、おおまかな流れがローソク足より見やすくなります。

 

移動平均線の組み合わせ

移動平均線は、5日移動平均線・25日移動平均線・75日移動平均線のように、複数の期間を組み合わせて使うのが普通です。

これにより、短期・中期・長期の流れをつかめます。

1画面でできる簡易的なマルチタイムフレーム分析ともいえるでしょう。

移動平均線

仮想通貨の価格の動きは誰にも予想がつきません。

そうであるからこそ、明確な判断基準が必要となってきます。

チャートを分析するのは、明確な基準を持つ方法のひとつです。

ローソク足やダウ理論、移動平均線など基本から順に学んでいけば、やがて最適な売買タイミングが見えてくるようになるでしょう。

チャートを仮想通貨の投資に役立ててください。

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