期待が高まるピュアダイヤモンドコインの懸念点とは?
模倣ダイヤモンドとは本当に違うのか?
おそらく多くの人が気になるであろうラボグロウンダイヤモンドが本当に模倣ダイヤモンドではないのか?という疑問です。
ラボグロウンダイヤモンドはダイヤモンドと同様の価値を有する理由を解説したいと思います。
成分が異なる
ラボグロウンダイヤモンドはダイヤモンドと含まれている成分が全く同じであることに比べ、模倣ダイヤモンドは成分が異なります。
これは世界中の研究機関が幾度となく研究を重ねて得た結果であるため間違いではありません。
加えて、世界を代表するダイヤモンドの販売企業「デビアス社」もラボグロウンダイヤモンドの存在を認めており、模倣ダイヤモンドとの見分けがつくことを認めています。
今後、世界で模倣ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの区別をつけることは、ブロックチェーン技術の導入により、容易になっていくでしょう。
鑑定書付き
ラボグロウンダイヤモンドはブロックチェーン技術を導入しているため、トレーサビリティによりラボグロウンダイヤモンド本体を鑑定した証である鑑定書とラボグロウンダイヤモンドの情報が結び付けられています。
そのため、ラボグロウンダイヤモンドと模倣ダイヤモンドが混ざることは決してありません。
また将来、専用のアプリによりラボグロウンダイヤモンドの情報はいつでも確認ができるようになるようです。
ラボダイヤモンドの需要は下がらないのか?
いくらラボグロウンダイヤモンドが素晴らしいとはいえ、安定した供給を行うことで価値が下がることはないのでしょうか?
純粋なダイヤモンドは全体の2%しか存在しない
現在、世界には7tのダイヤモンドが存在していると言われています。
しかし、その中でも純粋なダイヤモンドはわずか2%しか存在しません。
ここで言う純粋なダイヤモンドとは「不純物が含まれていないダイヤモンド」のことを指します。
不純物が含まれていないダイヤモンドは、一般の人には手の届かない、ごくわずかの富裕層の間で高価な額で取引されています。
そのため、いわゆる一般の人は純粋なダイヤモンドを持っていることはおろか、見たことすらないことになります。
しかし、ラボグロウンダイヤモンドは不純物を一切含まない「純粋なダイヤモンド」なのです。
たしかに、地球の奥深くで長い時間をかけて出来上がったダイヤモンドではないかもしれませんが、ラボグロウンダイヤモンド自体はダイヤモンドそのものなのです。
むしろ、不純物を含まないラボグロウンダイヤモンドは発掘されたダイヤモンドより価値が高いと言えます。
現在、ダイヤモンドが欲しくても手に入らない人はたくさんいます。
そのすべての人に満足がいくまで純粋なダイヤモンドを提供するためにはどれほどの時間がかかるのでしょうか?
それを可能にできるのは、ラボグロウンダイヤモンドだけです。
生け花業界の例
また、生け花業界を例に考えていただくとラボグロウンダイヤモンドの価値が下がらないことがよくわかります。
現在、生け花業界では青いバラがとても高価値で取引されています。
ところで、よく考えてみてください。青いバラって自然界に存在しますか?
そうです。自然界には青いバラなんて存在しません。現在、生け花業界で取引されている青いバラは、テクノロジーによって人工的に生成されたバラです。
テクノロジーにより新しく開拓された生け花業界の青いバラという市場。
青いバラは今もなお高値で取引されており、衰退の兆しは全く見えていません。
かといって、自然界で入手できるバラの価値が下がったのか?と言われると全くそういわけでもありません。
テクノロジーと自然がうまく融合し、現在の生け花業界は成り立っているのです。
ラボグロウンダイヤモンドでも同じことが言えるのではないでしょうか?
今までは、ほとんどが自然界のダイヤモンドあるいは模倣ダイヤモンドで成り立っていました。
そこに新たな市場としてテクノロジーにより作られたラボグロウンダイヤモンドという市場が開拓されたのです。
ラボグロウンダイヤモンドにより自然のダイヤモンドの価値が落ちるわけではありません。
ラボグロウンダイヤモンドとダイヤモンドにより、これからのダイヤモンド業界は更なる成長を遂げていくのです。
PDCは懸念点が見当たらない
いかがでしたでしょうか?
ピュアダイヤモンドコイン及びラボグロウンダイヤモンドはまだまだ未知なところが多いです。
そのため、本サイトでも引き続きリサーチを続行し、情報発信を続けていきたいと思います。