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仮想通貨の管理に。おすすめウォレットはこれ!

仮想通貨を取引所に預けたままにしている人も多いかもしれません。 セキュリティを考えると、ウォレットに移しておいたほうが安全です。 この記事では、ウォレットの使い方とおすすめのウォレットについてご紹介いたします。

目次

デジタルデータとしての仮想通貨とウォレット

ウォレットはなぜ必要?
パソコンのストレージとウォレットは同じ役割

公開鍵暗号システムとウォレットの仕組み

公開鍵暗号システムと2つの鍵
仮想通貨取引での秘密鍵の意味

ウォレットの使いやすさと機密性の関係

オンラインのメリットとデメリット

タイプ1:オンライン・ウォレット

取引所に預けたままでもよい?
クラウドサービスでもセキュリティに注意が必要
おすすめのウェブウォレット

タイプ2:デスクトップウォレット

完全型は高度な管理向き
一般ユーザーは簡易型のほうが便利
ICOを考えるならイーサリアム系で

タイプ3:ハードウェアウォレット タイプ4:コールドウォレット

おすすめのハードウェアウォレットは2タイプ
Ledger Nano Sの復元のポイント
紙は最も安全なメディア

仮想通貨はいますぐウォレットに移そう!

デジタルデータとしての仮想通貨とウォレット

ドルや円などの法定通貨とビットコイン(Bitcoin)やイーサリアム(Ethereum)などの仮想通貨の違いは、物理的な形態の有無です。

つまり、手に取ってさわれるかどうかに違いがあります。

Pure Diamond Coin Info Wallet

ウォレットはなぜ必要?

法定通貨にはコインや紙幣があり、その収納場所として財布(ウォレット)を使うのです。

手に取ってさわることはできませんが、仮想通貨にも保管場所としてのウォレットがあります。

たしかに、取引所に預けたままにしていても通常は問題ありません。

逆に、すぐに取引に使えるので手間がかからず便利に感じるでしょう。

実際、取引所からの仮想通貨の出し入れには手数料がかかることもあり、頻繁な資金の移動は無駄が多いともいえます。

では、なぜウォレットをおすすめするのかというと、仮想通貨という形での資産をより確実に保全するためです。

金融庁が2018年年7月に公表した「仮想通貨交換業者登録一覧[b1] 」には、仮想通貨についての見解が書かれています。

金融庁は仮想通貨を「インターネット上でやりとりされる電子データ」(※1)とみなしているのです。

つまり、通貨とはいっても実態のないデータに過ぎないため、パソコンのデータと同じような扱いが必要ということになります。

仮想通貨には物理的な形がないので、消失するリスクは法定通貨より高いのです。

 

パソコンのストレージとウォレットは同じ役割

パソコンのデータを保存する場所には、大まかに分けるとオンラインとオフラインの2つがあります。

オンラインとはインターネットを経由して常時接続が可能な場所で、DropboxやGoogleDriveなどのインターネット上のクラウドサーバーに保存する方法です。

オフラインとは自分が使っているパソコンのハードディスクやSSDなどの物理的なストレージに保存する方法です。

ポータビリティを高めた外部ストレージも含みます。

たとえばUSBメモリやスマートフォンのデータストレージなどもオフラインの保存場所といえます。

デジタルデータという意味では、パソコンのデータも仮想通貨も同じなので、仮想通貨のウォレットにもオンライン・オフラインの保存場所があるわけです。

つまり、パソコンのデータストレージと、仮想通貨のウォレットは同じものと考えると理解しやすいでしょう。

 

(※1)【金融庁ホームページ】仮想通貨交換業者登録一覧、https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf(引用日:2018.8.11)

 [b1]リンク挿入:https://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/kasoutuka.pdf

 

公開鍵暗号システムとウォレットの仕組み

パソコンのデータとは「作成された情報そのもの」を指します。

たとえば、マイクロソフトのワードの文書ファイルやエクセルのスプレッドシートファイルなどです。

それに対して、ウォレットに保存される仮想通貨のデータは「仮想通貨そのもの」ではありません。

保存しているのは「秘密鍵(secret keyまたはprivate key)」です。

公開鍵暗号システムと2つの鍵

秘密鍵とは、公開鍵暗号システムで使われる暗号のことです。

このシステムでは、「公開鍵」と「秘密鍵」の2つの鍵を使って機密性を確保します。

基本的な手順として、あるデータを機密化するには、まず「暗号化」しておき、アクセスしたいときに「復号化」します。

このとき、暗号化するのは公開鍵で、復号化するのは秘密鍵です。

公開鍵は知られても良い情報なのでネットワーク上に公開され、秘密鍵は個人が管理して外部に漏れないようにします。

たとえば、Aさんが秘密鍵を持っていて、Bさん、Cさんから部外者には読まれたくないデータを送ってほしいとします。

すると、まずAさんは自分の秘密鍵から公開鍵を作成して、Bさん、Cさんに配布するのです。

公開鍵をもらった2人は、その公開鍵でデータを暗号化して、Aさんに送ります。

ここで重要なことは、公開鍵で暗号化したデータは公開鍵で復号化することはできない点です。

復号化できるのは、その公開鍵を作成する元になったAさんが持つ秘密鍵だけです。

Aさんは秘密鍵を持っているので、Bさんのデータも、Cさんのデータも同じように復号化して必要な情報にアクセスすることができます。

 

仮想通貨取引での秘密鍵の意味

もし、部外者であるDさんが公開鍵を手に入れて、Bさんからの暗号化されたデータを入手したとします。

しかしながら、Dさんは公開鍵しか持っていないため、復号化できないわけです。

仮想通貨の場合、秘密鍵は所有する通貨の所有権を証明する唯一のものになります。

つまり、金庫の鍵やダイヤルの暗証番号と同じで、その情報を持っている人なら金庫を自由に開けることができるのです。

具体的な使い方としては、ビットコインなどであれば送金時の署名の際に秘密鍵を使います。

ウォレットの使いやすさと機密性の関係

利用しやすさを考えると、アクセシビリティの高い場所のほうが保管には便利です。

インターネットの常時接続が常態化している環境では、オフラインよりオンラインのウォレットのほうが使い勝手がよいといえます。

オンラインのメリットとデメリット

たとえば、スマートフォンでの取引を考えると、自宅のパソコンの中にあるウォレットより、オンラインのウォレットのほうが格段に使いやすいはずです。

ただし、オンラインでのアクセシビリティが高いということは、自分だけではなく不特定多数の人にも開かれている点に注意する必要があります。

つまり、自分がデータにアクセスしやすければ、たとえば悪意を持ったハッカーも同じようにアクセスできるのです。

極論すると、オンライン上の情報はすべて他人に見られてしまう可能性があるといえます。

デジタルデータとしての仮想通貨の保管場所を考えるときには、この基本的な状況を忘れてはいけません。

仮想通貨のウォレットの種類を整理すると、まずオンラインかオフラインかの区別ができます。

ネットワークの構成に例えるとサーバー型とクライアント型の違いといってもよいでしょう。

以下では、それを踏まえてさらに4つのタイプに分類して説明していきます。

タイプ1:オンライン・ウォレット

オンライン・ウォレットは、インターネットに常時接続されたオンラインのウォレットです。

「ウェブウォレット」ともいわれます。

取引所に預けたままでもよい?

オンラインの場合、最も初歩的な場所は「仮想通貨の取引所」です。

これは、取引をしてそのまま預けている状態になります。

ウォレットをあえて作成する必要はなく、取引開始の際に設定したユーザーIDとパスワードでアクセスできる場合がほとんどです。

手間がかからないので便利ともいえますが、セキュリティの観点からはおすすめできません。

なぜなら、取引所は最もハッカーに狙われやすいからです。

また、取引所でどのように安全が管理されているかについてエンドユーザーにはわからず、安全であると判断する情報がないのです。

実際に、マウント・ゴックスやコインチェックなどの取引所では莫大な金額の仮想通貨の流出被害が発生しました。

さらにいえば、取引所は経営が悪化して破綻・閉鎖する可能性も考えられます。

仮想通貨の取引所が閉鎖されるとエンドユーザーとして、その後の対応が困難になるリスクがある点は理解しておきましょう。

 

クラウドサービスでもセキュリティに注意が必要

取引所以外のオンライン系ウォレットとしては、ウェブウォレットが利用可能です。

クラウドサービスのウォレットであれば、取引所に預けたままにしているより破綻・閉鎖などのリスクは低いといえます。

ただし、他のウォレットと異なり、クラウドサービスのウォレットには個人が管理する秘密鍵がありません。

アカウントIDとパスワードのみでアクセス可能なのです。

このアカウントがハッキングされると資産が盗まれる可能性は残ります。

ウェブウォレットは、全資産を保管する用途としてはリスクが高いため、日常的な決済用として使いましょう。

 

おすすめのウェブウォレット

ウェブウォレットでおすすめなのは、blockchain.infoです。

ここは日本語で対応しており、手数料も業界最安値です。

2500万個以上のウォレット数と、2000億ドルの取引額があります。

ビットコインで支払い可能な実店舗マップが公開されていて便利です。

また、CoinbaseやBitGoも多くの仮想通貨を保管できます。

タイプ2:デスクトップウォレット

デスクトップウォレットは、オフラインのウォレットとしてパソコンにソフトウェアをインストールして使います。

デスクトップウォレットには「完全型」と「簡易型」の区別があります。

完全型は高度な管理向き

完全型デスクトップウォレットは、たとえばbitcoin.orgなどです。

ビットコインの起源となった論文に触発された開発者たちが作ったソフトウェアになります。

ブロックチェーンを含む取引関連データをすべてダウンロードする仕様になっているため、ソフトウェアをインストールするパソコンのスペックに注意が必要です。

どちらかといえば、仮想通貨の送金など一般的な取引ではなく、マイニングなどの高度な作業に向いています。

 

一般ユーザーは簡易型のほうが便利

簡易型デスクトップウォレットは、通常のエンドユーザーにも使いやすいものが多数用意されています。

Copay(コペイ)、Airbitz(エアービッツ)、breadwallet(ブレッドウォレット)、MyEtherWallet(マイイーサウォレット)などです。

それぞれのソフトウェアごとに特徴があるので、自分の取引スタイルや保有する仮想通貨によって使い分けましょう。

たとえば、CopayはGlideraやcoinbaseなどの取引所でビットコイン取引に使います。

AirbitzはBluetoothを使った送金が可能ですが、ビットコイン専用で、さらに特定の海外の取引所での取引でしか利用できません。

breadwalletは操作感に定評があります。

シンプルなデザインで、読み取り用のQRコードの表示も大きめで、わかりやすいインターフェイスが仮想通貨初心者に人気です。

ICOを考えるならイーサリアム系で

イーサリアム用のウォレットでは、最も知名度が高いのがMyEtherWalletです。

イーサリアム、イーサリアムクラシック、すべてのイーサリアムトークンに対応しています。

ICO(Initial Coin Offering イニシャル・コイン・オファリング)などではイーサリアムが使われることが多くなっています。

日本人が海外のICOに参加する際にはMyEtherWalletは利便性が高く、よく使われるようです。なお、ICOとは資金調達手法のひとつで、独自の仮想通貨を発行して、ビットコインやイーリアムなどの既存の仮想通貨と関連付けることで資金を調達します。

タイプ3:ハードウェアウォレット タイプ4:コールドウォレット

ハードウェアウォレットは、外部ストレージを利用するもので「ハードウェアウォレット」と呼ばれます。

パソコンのデータ保存方法に例えると、USBメモリのようにパソコンから外してオフライン化が可能です。

頻繁に取引をするのではなく、長期保有が目的の場合には最適な方法といえます。

ウォレットの中で安全性は最も高いのですが、ハードウェアへの投資が必要になります。

おすすめのハードウェアウォレットは2タイプ

具体的には「TREZOR(トレザー)」または、「Ledger Nano S(レジャーナノエス)」がおすすめです。

TREZORは最も一般的なハードウェアウォレットといっても良いでしょう。

USB接続のポータブルなデバイスで、数多くの仮想通貨に対応しています。

価格は1万5000円ほどになります。

TREZORと並んで、Ledger Nano Sも人気のハードウェアウォレットです。

Ledger Nano Sの特徴は、デザインが洗練されていることと仮想通貨リップルが保管きることです。

特に、TREZORにはリップルが保管できないため、リップル保有者には注目されています。

価格は約1万5000円なのでTREZORと差はありません。

 

Ledger Nano Sの復元のポイント

Ledger Nano Sに関しては、アカウントの復元プロセスが多少複雑になっています。

復元にはリカバリーフレーズとPINコードを使いますが、管理に手間がかかるのはリカフレーズです。

リカバリーフレーズは24個の英単語から構成されていて、番号が付けられたリストにないる添付用紙に記録して保存しておきます。

英単語は初期設定の際に本体の液晶画面で表示されるのですが、表示順の番号と単語を合せて記録する必要がある点がポイントです。

コールドウォレットは、紙などの物理的なメディアに記述しておく方法です。

アナログメディアは情報のやりとりが可能な「ホット」ではないという意味で、コールドと呼ばれます。

紙は最も安全なメディア

記録媒体としては最も原始的ですが、デジタル情報ではないため、ネットワーク経由でハッキングされる可能性がまったくありません。

コールドウォレットでは、記述されたアナログ情報をデジタル情報に変換しなければ、直接取引に使うことはできません。

利便性は最も低いウォレットではありますが、長期保管という観点からは最も機密性の高い方法といえます。

ハードウェアウォレットのLedger Nano Sの復元に使うリカバリーフレーズの保存プロセスも、コールドウォレット的な方法といえるでしょう。

なお、紙をコールドウォレットとして用いる場合は、火災による消失、盗難による紛失に対して十分な対策を取っておく必要があります。

タイプ3:ハードウェアウォレット タイプ4:コールドウォレット

仮想通貨の保管には、用途に合わせてさまざまなウォレットを選ぶことができます。

オンラインで気軽に利用できるウェブウォレットは日常的な取引に便利です。

オフラインのウォレットにすればセキュリティレベルが上がります。

パソコンにインストールするものや、ポータプルなデバイスも利用可能です。

コールドウォレットとしての紙メディアも検討に値するでしょう。

仮想通貨は物理的な形がなくデータとして存在しています。

安全な保管のためには、ウォレットの効率的な活用がおすすめです。

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